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2018-02-18 セキュリティニュースまとめ: Microsoft Edge にメモリ保護機能 ACG (Arbitrary Code Guard) をバイパス可能な脆弱性

Microsoft Edge にメモリ保護機能 ACG (Arbitrary Code Guard) をバイパス可能な脆弱性

ソース

概要

  • Microsoft Edge Web ブラウザは、悪意のあるネイティブコードを実行されないため、次の 2 種類のメモリ保護機能を用意しているが、このうち ACG についてバイパスする方法を Google のセキュリティリサーチャーが発見Microsoft のセキュリティ レスポンス センターに報告
    • Code Integrity Guard (CIG): 適切に署名されたコードのみを実行する
    • Arbitrary Code Guard (ACG): コードを動的に生成・変更させない
  • 脆弱性は 90 日間の猶予期間を経過し、修正が間に合わなかったため公開された
  • Microsoft 社の見込みでは修正を 2018 年 3 月頃にリリース予定

CVE