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2018-01-27 セキュリティニュースまとめ: インターネットが1時間利用できなくなったら損害額はどのぐらいか

インターネットが1時間利用できなくなったら損害額はどのぐらいか

元記事

www.techrepublic.com

レポートの一次ソース

www.websitebuilderexpert.com

一次ソースが報告作成にあたり利用した情報

https://www.emarketer.com/public_media/docs/eMarketer_eTailWest2016_Worldwide_ECommerce_Report.pdf Report for Selected Countries and Subjects

概要

  • 世界の国の中には「インターネットキルスイッチ」を政府が持つ国もある
  • 1 時間あたりのインターネット利用停止で一番 e-コマースの損害額が大きい国は中国 (1億7900万ドル/時の損害)
    • e-コマースへの影響が大きいのは中国 (179M)、米国(55M)、英国(15M)、日本(14M)、ドイツ(9M)、インド(6M)の順
      • 中国の規模は他のトップ5位の国を足し合わせた額のほとんど倍
    • 日本の金銭上の損害額はおよそ1398万ドル(15億円)/時と推定される
    • e-コマースで見た場合デンマークフィンランドは損害額が小さい
  • 1 時間あたりのインターネット利用停止で一番 GDP への損害が大きい国も中国
    • GDP への影響が大きいのは中国、英国、デンマーク、韓国、フィンランドノルウェー、日本、カナダ、米国の順
    • デンマークフィンランドは e コマースの規模は小さいが経済への影響は大きい
    • 米国や日本は e-コマースの規模は大きいが経済への影響は相対的に小さいので e-コマース以外の経済規模が大きいと考えられる